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今夜の番組チェック

介護のための日本語・日本語クラス(漢字)

ホームヘルパー2級

インターアジアが紹介されているTV・新聞・ラジオ番組


                                      ライブラリー                      
フォーラム風景(左・下)
スピーチが終わってから、会場からインターアジアの取り組みについて感謝の言葉をたくさんいただきました。
フィリピン大学構内のステンドグラス(上・下)
実に広い構内でした。構内は大きな木々に囲まれて、緑多い清閑なたたずまい。
フィリピン風景(上)
日本とフィリピン、それぞれの社会について多くのことを考えさせられる現地訪問でした。
フォーラム風景(左・右)

私もスピーチさせてもらい、貴重な体験となりました。
会食風景(上)
先生方とは互いの青春時代の思い出話にも花が咲きました。

研究発表から(左)
フォーラム記念撮影(右)

スピーチ風景(上)
フォーラム風景(右)
会場からは、受け入れ国日本にとって厳しい意見が聞かれました。


スピーチ内容


皆さん、こんにちは。
日本から来ましたインターアジアの中村政弘と申します。
本日は、フィリピン大学において、お話をさせていただく機会を与
えていただき大変光栄に思うと同時に感謝しています。
私は、日本の九州、福岡というところで、在日外国人の自立支援
活動を行っています。在日外国人の方々は、必ずしも
すべてがハッピーな生活を送ってい
るわけではありません。むしろ逆境の中で必死に耐えておられる東南アジアの外国
人を多く目にします。
日本で安定した職業に就くためには、日本語能力、特に読み書きの力をつけること、そしてまた何ら
かの資格取得によってスキルア
ップするなどの重要性を感じ、そのサポートが必要であることを痛感しました。
私の子供も、東南アジアとの架け橋になりたいとの強
い思いから、フィリピン、インドネシアを中心に活動していましたが、
4年前に亡くなりました。子供の遺志に報いるためにも、私も特
に東南アジアの在日外国人の自立支援を目的にインターアジアを
ち上げました。1年間の準備期間を経て、フィリピン人をメインとした日本語講座とヘルパー講座を開始しました。日本語講座は、
2か所でボランティアで行っています。
1年半の間に、延べ75名のフィリピン人が勉強に来ています。ヘルパー講座は、2006年3月
からこれまでに4回開催、63
名が卒業しました。63名中55名のフィリピン人がケアーギバー2級の資格を取得されました。
この資格を持っていれば、日本全国どこでもホームヘルパー2級者として働くこと
ができ、また終身失うことはありません。
卒業式でライセンスを渡すときは、躍り上がって喜んでくれます。
またうれしくて涙ぐむ者もいます。私は、日本語講座や
ヘルパー講座を通じて、フィリピン人の素晴ら
しさを知りました。明るくて陽気な国民性、そして両親や兄弟を大切にし、
お年寄りへ
の尊敬の気持ちなど、日本人が忘れかけている家族のきずな、人間愛をしっかりと持っておられます。
このような心の優しい人たちが、日本の介護の職場で働いていただ
ければ、お年寄りたちもとてもハッピーなことだと信じるに至りました。
私は、卒業生たちを受け入れてくれる介護職場を探して回っ
ています。まだ介護現場へのシフトは少ないのですが、
その阻害要因の多くは彼女たちにあるのではなく、日本側の問題な
のです。それは介護現場の低賃金制度です。
日本の介護職の平均賃金は、全職種の平均賃金の半分以下に抑え
られています。これでは日本人に限らず生活できないのです。
した
がって、最近介護の仕事を辞めていく人が多くなっています。日本の介護現場が抱える大きな問題なのです。いまだに日本政府
この低賃金問題に、明確な方針を出していません。
それでも、インターアジアの卒業生は介護の現場で頑張っています。
お年寄りから感謝され可愛がられ人気者となっています。施
設オーナーからも彼女たちの働きぶりに絶賛の言葉をいただいています。
ただ、残念ながら、日本では、外国人に介護を任せることへの
抵抗感が残っています。介護施設で働いているインターアジアの卒業生たちが、
その壁を破
ってくれることを私は期待しています。日本政府とフィリピン両国では、2006年9月にEPA経済連携協定が結ばれ、
フィリピンから1000名の看護師、介護士受け
入れの署名がおこなわれました。私はこの協定は、相手国に対してあまりにもハードルが高く、
実現性
が極めて低いものと思っています。この国で批准が遅れているのは当然のことと考えています。
仮に、1000人来ていた
だいても、日本の介護現場の人手不足の解決にはなりません。日本の介護現場で不足している人材とは、
看護師や介護士などの国
家資格を持った人も不足していますが、それよりも、おむつ交換、食事介護、入浴介護などの身体介護を
してくれる介護ヘルパーの不足
が深刻なのです。少子高齢化が急速に進む日本では、お年寄りの介護は、外国から来ていただいて
助けていただくほかに道はないと思
っています。インターアジアは、フィリピン人をはじめ外国の方々が、日本の介護を支えていただく
良きパートナーとして働いていただけるように
微力ながら頑張っていきたいと考えています。そしてまた、「日本に来てよかった」と思って
いただけるよう努力していきたいと考えて
います。ありがとうございました。

2008年3月8日の九州大学の国際シンポジウムへの参加を契機に、フィリピン大学の教授連からお招きを受け、フィリピンで開催される
国際フォーラム(3月25日フィリピン大学本校と3月27日同大学セブ島キャンパスの2か所)に参加してまいりました。
私も2か所でスピーチさせてもらい、貴重な体験となりました。同大学本校でのフォーラム講演者は日本からの教授連と私、
一方フィリピン側からは同大学の教授連、フィリピン看護婦協会会長、同大学病院長、政府機関の責任者の方々でした。
「Is this ok?」と反応をうかがったら会場から 「OK」と温かいエールの大合唱。ここで気を良くしてイントロ部分とは言え、
続けることができました。無事に挨拶を終え、大学構内クラブハウスで情報交換を兼ねた懇親会。木立に囲まれた露店のテーブルでの
懇親会では先生方から貴重なお話も聞けて有意義で楽しいひと時でした。